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これまでのニュースから
世田谷区の認可保育園 4月入園は約1000人オーバー(「こんにちは中里光夫です」2005.3.13より)
保育園が足りない! 認可保育園を増やして子育て支援の充実を(「こんにちは中里光夫です」2003.12.6より)
区立保育園民営化やめよ! 認可保育園の増設こそ区民の願い(「こんにちは中里光夫です」2003.10.12より)
議会議事録から
2009年6月10日 定例会 代表質問 中里光夫区議
保育待機児解消に全力をあげよ
2009年3月9日 予算特別委員会 総括質疑 里吉ゆみ区議
保育園待機児問題について
2009年2月25日 定例会 一般質問 中里光夫区議
保育園について
2008年6月12日 定例会 一般質問 里吉ゆみ区議
保育園問題について
2008年3月14日 予算特別委員会 福祉保健分野 里吉ゆみ区議
保育待機児について
2008年3月10日 予算特別委員会 総括質疑 中里光夫区議
保育待機児について
2007年6月12日 定例会 代表質問 村田義則区議
保育園待機児ゼロめざし保育施設の拡充を
2007年3月2日 定例会 代表質問 中里光夫区議
保育、介護、障害者など福祉の充実を
2006年11月28日 定例会 代表質問 里吉ゆみ区議
くらし、福祉を守る区政への転換を・認可保育園、特養ホームの増設を
2006年3月1日 定例会 代表質問 中里光夫区議
子育て支援の充実を
- 平成二十一年第二回定例会 世田谷区議会会議録第十一号 六月十日(水曜日)より
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◆六番(中里光夫 議員)
…
次に、保育待機児の問題について質問します。
全国保育団体連絡会が三月に保育所ホットラインを行いました。東京からの相談件数が一番多く、その中でも世田谷区が一番多かったということです。相談の内容も、母親が三月から職場復帰しているので、孫の面倒を見るために祖母が北海道から上京している、北海道には七十歳の夫が一人でおり、長くほうっておけない。昨年十一月に入所できず育休を延長、四月に育休が明けるが保育所に入れない。現在働いているが預ける保育所がないので、五歳の長女が一歳の子どもの面倒を見ている。夫は医者、私は看護師で、夫婦とも医療機関なので、人材不足と言われている中、働き続けられなくなることも考えてほしい。こういった深刻なものばかりです。
世田谷区の保育待機児は六百十三人、昨年の三百三十五人からほぼ倍加する結果となりました。六百十三人の待機児一人一人に、さきに挙げたような問題があります。この一つ一つにどう答えるのかが、区に突きつけられた課題です。保育園をつくろうにも事業者が見つからないなどと言いますが、区立保育園を民営化していることは問題です。民営化計画を中止し、その分、新たな認可保育園をつくることに力を注ぐべきです。また、区立保育園の分園を大幅に増設すべきです。区が、新たな保育施設整備を発表しましたが、入所開始は来年度以降となってしまいます。まず、ことし入れなかった目の前にいる六百人の待機児の解決に全力を挙げるべきです。今、区が示している計画では量も不十分、時期も遅過ぎます。年度内の緊急対応を急ぐこと、緊急の施設整備にあらゆる可能性を追求し、進めることを強く要望します。
区内の子どもの人口は増加傾向にあります。経済も厳しい状況が続きます。来年追加する定員はことしの待機児数にも満たないものです。このままでは、来年も大量の待機児が出る事態を繰り返すことになるのではありませんか。来年度の待機児についての区の見込みを伺います。
待機児問題の抜本的対策として、今後さらに認可保育園の大量増設が必要です。区の見解を伺います。
世田谷区の区立保育園は、ゼロ歳児保育園は月齢五カ月からしか受け付けません。産休明け保育は一カ所も行っていません。私立保育園で産休明け保育を行っているところもありますが、北沢地域にはありません。これでは、産休明けで仕事に復帰を希望する人は、認可保育園に申し込むことすらできません。四月の時点で五カ月に達していなければ、事実上、認可保育園は一年待たなければなりません。
調べてみますと、都内二十区の区立保育園で産休明け保育を実施していました。二区はゼロ歳児保育を行っていませんでした。区立で、ゼロ歳児保育を行っているのに産休明け保育を行っていないのは世田谷区だけです。なぜ、世田谷区の区立保育園は産休明け保育を行っていないのでしょうか。区立保育園で産休明け保育を実施すべきです。区の見解を伺います。
…
◎藤野 子ども部長 保育待機児解消に関しまして、三点ご答弁申し上げます。
初めに、来年度の待機児についての見込みでございます。
本年四月の待機児童数は前年に比べ、おおむね倍の四百六十三人となっております。待機児童数の予測につきましては、この間増加傾向にある出生児童数の動向に加え、女性の社会進出や経済動向などが申込者数の増加に影響すると認識しておりますが、これらの複合的要因を的確に予測することはなかなか困難と考えております。今般お示しいたしました二カ年の整備計画は、本年度の待機児童数四百六十三人の解消に近づけることを目標として策定したものでございます。
次に、抜本的対策としての認可保育園増設についてご答弁申し上げます。
区は、ただいまご答弁申し上げましたとおり、保育サービス待機児解消へ向け、平成二十一年度と二十二年度の二カ年における安心こども基金を最大限活用した整備により、約二千人分の保育サービス受け入れ枠の確保を目指した計画に着手しているところでございます。今回の整備計画の具体的整備手法につきましては、認可保育園の分園整備を基本としており、その実現に全力を挙げて取り組みを進めてまいります。
最後に、区立保育園における産休明け保育についてご答弁申し上げます。
区では、現在、多様な保育ニーズに対応していくため、子ども計画に基づきさまざまな施策を推進しております。区立保育園におけるゼロ歳児の保育は、生後五カ月からの受け入れとはなっておりますが、現在、五十園中二十二園で実施しているところでございます。また、早期ゼロ歳児の受け入れにつきましては、私立認可保育園において十五園で実施するとともに、保育ママ、保育室、認証保育所の計八十カ所でも実施しているところでございます。今後も、早期ゼロ歳児受け入れにつきましては、新設される私立の認可保育園や分園、あるいは民営化園などによりまして対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
- 平成二十一年予算特別委員会 予算特別委員会会議録第二号 平成二十一年三月九日(月曜日)[総括質疑]より
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◆里吉 委員
…
次に、午前中から繰り返し出ております保育園待機児の問題についてもお伺いさせていただきます。
世田谷区の認可保育園申し込み、昨年より五百人ふえて三千三百七十六人と、定数の二倍近い申し込みがあるわけですね。来年四月までの受け入れ枠を二百七十五名から四百八十五名にふやす、前倒しするということで、世田谷区としても努力をしたけれども、現実には全然追いつかないという状況で、午前中からいろいろ議論がございました。
この問題について、区長は既に新たな緊急策を行うよう、もう事務方に指示を出されたということで答弁されていました。分析、精査、調査を行うというご答弁がありましたけれども、これはいつまでに結論を出すおつもりなんでしょうか。
◎藤野 子ども部長 正確な何月というのは、今すぐにはお答えしかねますが、いずれにしましても、今第二次の選考を行っているところでございまして、三月の、今月の中旬には選考も終わるということで、ほぼ待機状況がどういうふうになるかということは、その後、それぞれ年齢別あるいは地域別、それから申し込みいただいた個々のご家庭の就労状況等々、保育に欠ける状況等をその後分析調査いたしまして、国の安心こども基金の仕組みも動き始めたところでございますので、速やかに、できるだけ早くというふうには思ってございます。
◆里吉 委員 三月の半ばに二次の結果が出るということで、具体的な数字はそこで出てくると思うんですが、そのときにどういう緊急対策をとるのかということが大事だと思うんですね。前倒し計画を読ませていただきまして、四百八十五人分整備するということでふやしていますけれども、これは来年四月までの話なので、これが全部できるのは、来年四月にならないとこの四百八十五人分の整備ができないということです。
私は、ことしの九月までに四月に入れなかった子どもの分は全部入れるという緊急対策が必要ではないかと思うんですね。そういうスピード感ある対策が今求められていると思うんですが、区の見解を伺います。
◎藤野 子ども部長 私どももスピード感あるというのは大変重要なことだと思っております。今回の待機児が、最終的に保育室あるいは保育ママ、あるいは認証保育所等々、さまざまな保育サービスをどういうふうに選び取られるかということは、ある意味、二次選考の時点ではまだ不明ということでございますので、そのあたりも見きわめまして、就労に伴う保育に欠ける子どもができるだけ早い時期にきちっとした状況設定になるように、全力を挙げてその対応策は考えてまいりたいというふうに思っております。
◆里吉 委員 具体的な数は、今部長が答弁されたように、二次が終わった後、それぞれの皆さんが一生懸命ほかを探されて、どこに落ちつくかということの後じゃないと正確な数字はわからないと思うんですが、昨年、おととしの例もありますので、今、子ども部の予想としてはどれぐらいの待機児が残る、待機児として正式にといいますか、どこにも入るところのないお子さんが世田谷区でどれぐらい生まれるというふうに考えていらっしゃるでしょうか。概数でいいので、お答えいただきたいんですが。
◎藤野 子ども部長 二十年の四月一日時点で、いわゆる国基準の待機児では三百三十五名ということでございました。そのことと現在の申し込み状況、入園可能数等々を照らし合わせますと、ほぼ倍に近いような数字になる可能性はあるというふうに思っております。
◆里吉 委員 そうすると、この四百八十五人分、前倒しで計画するとしていますけれども、ここにある祖師谷六丁目保育園百名とか、八幡中四十名とか、この二カ所は来年四月ですよね。それから認証保育所などもいつまでにできるのかわからない。こういうことを考えますと、多分この四百八十五名のうち半分ぐらいが、何とかことし九月までに頑張って用意できる数なのかなと私は思っているんですけれども、そこら辺の状況はいかがでしょうか。
◎藤野 子ども部長 区長のほうからのご指示もいただいておりますので、この前倒し計画の物の考え方だけではなく、さらに何か考え得る手法なり何なりがあるかということもあわせて検討してまいりたいと思っております。保育の待機児を解消することに最も効果的な時期とその手法というものを兼ね合わせて検討していきたいと考えております。
◆里吉 委員 先ほどもすごく切実なお話がたくさんあるというお話、個々の方から出ました。これは入れなくて仕方がないということで済まされないわけですね。生活が立ち行かなくなるというお話も先ほどありました。そういうご相談は私どもにもたくさん寄せられています。先ほどのお話ですと、三百三十五人の倍近く待機児が発生するであろうと。前倒し計画で来年四月までにできるのは四百八十五人ですから、これは本当にスピード感を持ってということを考えれば、今から策を考え始めて、本当にことしの九月を目指して解決することが求められると思うんです。区長の決断がぜひ求められると思うんですが、ご決意があればお願いいたします。
◎熊本 区長 先ほどからの質問に担当部長も答えているわけですが、区といたしましては、できる限りの努力をしているんです。今までもしてまいりました。ただ、先ほど申し上げましたように、今回の百年に一度という経済危機が生じたことによって、今のままでは生活が苦しくなるから、共稼ぎをしていかなきゃならないという事態が今回起きたわけですから、今までの計画がそのままではいかなくなった現状です。ですから、それに向けてさらに努力をしていこうというこの行政側の努力も理解していただきたいと思うわけです。
先ほど諸星委員の質問で、期限はいつかという質問があったときに、いついつということを言うように、また聞かれるようにということは、早速に、里吉委員がそれをとらえての質問かとも思いますけれども、事が事だけに、また緊急的な対応をしていかなきゃならない事態が発生しただけに、今すぐにいつまでというのを明確にお答えできないことはご理解いただけるのではないかと思っています。とにかく前向きに取り組んでいきますから、その点はご理解していただきたいと思います。
◆里吉 委員 区は、今までも認可保育園の増設も含めて取り組んできていただいたということはあると思うんですね。保育園待機児について緊急対策を行うということですので、ぜひ四月に入園できなかった待機児は九月までに解消する、さらに来年四月こそは同じ事態を繰り返さないための対策を今から行うということを重ねて強く求めて、次の質問に移ります。
…
- 平成二十一年第一回定例会 世田谷区議会会議録第二号 二月二十五日(水曜日)より
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◆六番(中里光夫 議員) 質問通告に従って質問します。
最初に、保育園の問題について質問します。
共働きをしながら子育てをする家庭にとって、保育園の問題は避けて通れない問題です。大切な我が子を安心して預けられる保育園が十分にあるのか。残念ながら、世田谷の現実は保育の量と質、どちらも問題を抱えていると言わざるを得ません。
保育の量の問題については、他会派からも質問がありました。保育園不足が深刻です。新聞報道でも東京一待機児が多い自治体と指摘されています。ここ数年、毎年認可保育園の申し込みは、入園可能数を千名超える事態が続いてきました。ことしは千八百二十二人の枠に三千三百七十六人の申し込み、倍率で一・八五倍、千五百人以上のオーバーと聞いています。
ことしの認可保育園の申し込みや待機児の見込みについて、現状どうなっているのか、区の認識を確認します。
急激な景気悪化で家計が圧迫され、働きに出ざるを得ない母親が急増しています。しかし、このままではどの保育施設にも入れない子どもが大量に出てしまいます。そうなれば、一体どうしたらいいのかと子どもを抱えた家庭は今大きな不安を抱えています。区は、あらゆる可能性を尽くして保育を確保すべきです。
杉並区は、四カ所の区施設の空き部屋を使って区が保育室を開設すると報道されています。世田谷区も区の施設を利用して同様の措置を行い、保育待機児解消のために緊急措置を講じるべきです。答弁を求めます。
小田急ムック梅ヶ丘園の開設が中止となって、子育てステーション北沢の計画が宙に浮いてしまいました。予定していた場所はどうなってしまったのでしょうか。保育園不足は大変深刻な事態です。不足している保育需要を満たすためにも、予定されていた場所で他の事業者が保育事業を行えるようにすべきではないでしょうか。もともと小田急の不正行為が原因なのですから、小田急は場所を提供して当然なのではないでしょうか。
区は小田急に対して保育事業の場所の提供を申し入れたんでしょうか。申し入れていないとすれば、それはなぜなのか。申し入れたのなら、小田急からはどのような回答があったのか答弁を求めます。
次に、保育の質についてです。
昨年、小田急ムック成城園の補助金不正受給問題が起きました。株式会社小田急ライフアソシエは、必要な人員配置をしないまま、虚偽の申請を東京都と世田谷区に行いました。小田急ムック成城園と関連する区の委託事業で行われていたことは、区の調査結果についてという文書によれば、名簿に勤務実態のない他園の常勤保育従事職員が記載されていた、名簿に資格要件を満たさない職員が記載されていた、委託仕様に定める保育士等の配置がない及び職員数が不足する時間があったとなっています。
我が党は、営利企業が保育事業を行うことは問題だと指摘してきました。保育園は製造業などとは違って経費の大部分は人件費です。利益を上げるためには、いかに人件費を下げるかということになります。正規職員よりもパートやアルバイトの非正規職員など、人件費を下げることは保育の質を下げることと直結します。その結果、保育の現場はどうなっていたでしょうか。我が党の調査では、小田急ムック成城園では、保育経験のない、資格のないなどのパートなどの職員がほとんどで、現場の保育士がどうしていいかわからないということが頻繁にあっただとか、ゼロ歳の子どもがおもちゃの誤飲をしてチアノーゼになるようなことも発生していたといいます。
このような施設に安心して子どもを預けられるでしょうか。他の施設、事業者は大丈夫なのでしょうか。
規定の人員が配置されていなかったので、その分の補助金を返済すれば済むという問題ではありません。荒川区のじゃんぐる保育園は、全く同じ理由で認証取り消しになりました。現在の都と区の対応は不十分です。
区内の営利企業が経営する認証保育所は二十三カ所、今後さらにふえていく計画です。小田急ムックで具体的にどのようなことが行われていたのか、保育の質はどうだったのか、不正を行った目的は何だったのか、なぜ行政は不正を発見できなかったのか、再発防止のためにその詳細を区民の前に明らかにすべきです。
保育園は、子どもを預かるだけではなく、さまざまな役割が求められていると思います。代表質問でも触れましたが、子どもの貧困が大きな問題となっています。親の失業や離婚、低収入などで子どもが不安定な生活にさらされる。OECDは、平均的収入の半分を貧困ラインと定め、貧困ライン以下の割合を相対的貧困率として発表しています。子ども全員のうち貧困ライン以下の子どもの割合を子どもの貧困率とし、日本はOECD加盟国中ワースト二位、約一四%と発表されました。
貧困とは、社会的に許すことのできない生活水準と定義されています。具体的には、何日も同じ服を着ている、まともな食事を与えられない、医者にかかれない、時には虐待などにあらわれます。貧困から救い出すために社会のセーフティーネットとしての社会保障制度があります。日本の社会保障は貧弱ですが、その制度すら知らずに利用していない家庭もたくさんあります。保育園は子どもを貧困から救い出すための重要な役割があると思います。子どもの様子から、生活が困窮しているのではないか、多重債務があるのではないか、家庭の状況の相談に乗ったり、福祉など適切な窓口へつないでいく役割があるのではないでしょうか。
虐待の対応は当然ですが、虐待の背景にある貧困問題にも目を向ける必要があります。保育園がそうした役割を果たしているのかどうか、現状どうなっているのか答弁を求めます。
…
◎藤野 子ども部長 保育園に関連して四点ご答弁申し上げます。
まず、今回の認可保育園申し込みの状況、待機児の見込みについてでございます。
本年四月からの認可保育園の入園申し込みにつきましては、この一月十三日に申し込みの締め切りを行いました。三千三百七十六人の申し込みを受け付けたところでございます。昨年に比べましても、五百人以上の増加となっております。この間区は、認可保育園の新設を初め、改築による定数増、認証保育所の開設などにより、平成二十一年四月に向け、三百名を超える保育サービスの定員増を積極的に図ってきておりますが、入園は大変厳しい状況と認識しております。
次に、杉並区のような緊急措置を世田谷区も講ぜよということに対してご答弁申し上げます。
区では、平成二十三年四月までに千人を超える受け入れ枠の拡大を目標とする保育サービス施設整備計画を策定し、実現に取り組んできたところですが、保育サービス事情は大きく増加しております。この需要増に対応するため、平成二十二年四月までに受け入れ枠を現行計画より約二百名ふやす整備計画の前倒しを行うことといたしました。
この計画は、学校敷地の一部を利用した私立認可保育園分園の設置、施設の環境整備による定員増、施設基準を満たした上での緊急避難としての定員増など、期間が短く経費負担の少ない手段を工夫したものとなっております。今後とも受け入れ枠拡大に向け、引き続き全力で取り組んでまいります。
次に、小田急ムック梅ヶ丘園の予定地に関してご答弁申し上げます。
(仮称)子育てステーション北沢につきましては、小田急ムック成城園をめぐります補助金不正受給問題を受け、昨年末東京都から当分の間新たな認証は行わないとの考え方が示され、区といたしましても、この都の考え方に沿って善後策を検討することとしたものでございます。
区といたしましては、引き続き小田急ライフアソシエ社の再発防止策の推移を注視し、指導を継続してまいりますが、北沢地域には適地を見出すことがなかなか困難な状況もあり、東京都の判断を前提といたしますが、小田急の提案についても選択肢の一つとして残しつつ、善後策を検討してまいりたいと考えております。
現段階におきましては、小田急電鉄に対して、場の提供などを要請するということは考えてございません。今後も子育てステーション北沢の早急な設置に向け、できる限りの努力を続けてまいります。
最後に、子どもの最初の防波堤としての保育園の役割について、ご答弁申し上げます。
保育園における保護者への支援は保育士などの業務であり、その専門性を生かした子育て支援は特に重要であると認識しております。ケースによりましては、各総合支所の福祉部門と連携し、家庭支援の対応等の事例検討、ワークショップなどを実施しております。その中におきましては、子どもの貧困を背景とするケースも含まれております。
今後も子どもや家庭状況の変化の早期発見、相談への対応や専門機関との連携に努め、保育を通して子どもの最善の利益を図ってまいります。
以上でございます。
◆六番(中里光夫 議員) 保育の問題ですけれども、他会派からもたくさん話が出ていますけれども、保育の待機児が本当に大変な状況で、答弁でも厳しいとありました。梅ヶ丘の小田急の場所というのは、保育施設をつくるために準備していた場所で、これは本当に格好の場所だと思うんです。何でその場所について保育事業として使わせろという話を世田谷区は小田急に対して言わないんでしょうか。その理由を明確に答えてください。
◎藤野 子ども部長 昨年末に東京都から示された判断は、当分の間、新規の認証を行わないということで、その当分の間について東京都は、期間がどの程度であるか明示をしてございません。現時点では、世田谷区、東京都とともに、小田急ライフアソシエ社のその後の対応状況について注視をしているところであり、まだ判断をする材料が固まっていないというふうに認識しております。したがいまして、現時点では、この件について結論を出すというふうな状況ではないというふうに判断しております。
◆六番(中里光夫 議員) 今のお話だと、小田急がいずれやるので、それまでは手をつけないというふうに聞こえますけれども、私はそれは本当におかしいと思うんです。先ほど質問の中でも言いましたけれども、小田急自身が不正を行って、それでこういう処分を受けていると、そういう中で、当分の間新規はやらないんだから様子を見るだとか、これはおかしいと思います。それから、昨年末に報告書も出されていますけれども、非常に簡単なものしか示されていません。一枚の紙切れです。小田急ムックで具体的にどういう不正が行われていたのかだとか、そこでの保育の質がどうだったのかだとか、不正をなぜ行ったかだとか、なぜ行政が発見できなかったのかだとか、私たちはそういうものを全くあの報告書から読み取ることができません。そういうことを区民の前に明らかにすることがまず必要だと思うんです。それをやらずに、小田急がいずれやるだろうというのは、全く認められない話だと思います。
この小田急の今回の不正事件についての調査結果、今後さらに区民に発表する、そういう予定はありますか。
◎藤野 子ども部長 小田急につきましては、東京都が基本的に認証をする立場でありまして、東京都の判断としては、補助金の受領について適正を欠く部分があったということで、補助金の返還が必要だという判断、保育の具体的なことについては、その点については特段の重要な瑕疵事実はないという判断だというふうに私どもとしては認識をしております。
以上でございます。
- 平成二十年第二回定例会 世田谷区議会会議録第九号 六月十二日(木曜日) 一般質問より
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◆十四番(里吉ゆみ 議員)
…
次に、保育園待機児問題について伺います。
保育園待機児が大きな問題になっています。その解決には、保育室、保育ママなどを含め、あらゆる努力が求められますが、その中心には、やはり認可保育園の増設を位置づけるべきです。ことし四月、認可保育園に希望して入れなかった子どもの数は千百三十四人。その後、保育室、保育ママ、認証保育などに預けるなどしても、なお三百三十五人もの保育待機児が残されました。
ことしの特徴は、宅地開発が進んだ烏山地域で待機児が急増し、昨年の二倍近くにもふえたことです。私も、夫婦とも公務員で働いているのに、認可保育園に入園できないという相談を受けました。昨年までは考えられないことです。まだまだマンションも含め宅地がふえる傾向が続きます。烏山地域に認可保育園を増設することも緊急課題です。
保育園待機児解決のために、区は、今計画している以上に、思い切って認可保育園を増設すべきです。区の見解を伺います。
…
◎藤野 子ども部長
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次に、認可保育園の増設についてご答弁申し上げます。
増加する保育ニーズにこたえるため、区はこの間、保育サービス施設整備計画を前倒しして達成し、本年四月に千名を超える定員枠の拡大を実現したところでございます。
一方、区の就学前人口の増加や女性の就業率の伸びなどにより、認可保育園の入園申込者につきましても増加傾向にございます。こうした状況に的確に対応するため、今後三年間でさらに約千百名の定員枠の拡大を図る、新たな整備計画を策定いたしました。この計画は、本年度を初年度とし、定員百名規模の認可保育園を毎年一園、三年間で三園新設するとともに、区立認可保育園の改築による定員増、さらに認証保育所の整備等を行うものでございます。計画を達成できるよう、確実に取り組んでまいります。
- 予算特別委員会会議録第五号 平成二十年三月十四日(金曜日)[福祉保健分野]より
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◆里吉 委員 それでは、引き続きまして質問をさせていただきます。
まず初めに、保育園の待機児問題をお伺いします。
他会派からも質問がありましたけれども、ことしは昨年に比べて認可保育園への申し込みが二百七十人もふえた、入れなかったお子さんの数は千百人以上と伺いました。区の人口動向によれば、今後十数年間は人口はふえ続ける、保育園の需要はまだまだ増加すると予想されています。
区は、今後も保育園をふやしていくという計画で、認可保育園を新たに三つふやすという計画も発表されていますが、これを前倒しで行うことも当然必要だと思いますし、認可保育園をさらにふやす必要があると思いますが、区の見解をお伺いします。
◎中村 子ども部副参事 区がこの間取り組んでまいりました前倒しの整備計画の中で、私立認可保育園の分園や認定こども園などを含めて九カ所を整備してまいりました。今後三年間で千百名を超える定員枠を拡充する新たな整備計画におきましても、三園の私立認可保育園を整備する予定でございます。
区の整備計画の考え方といたしましては、待機児の多いゼロ歳児から二歳児の対策として、駅前の立地や長時間保育など利便性にすぐれている認証保育所を精力的に整備してまいりました。一方で三歳以上は、身体の発達を促し、一定規模の集団活動が望まれることから、施設規模が大きく、園庭などが整備されている認可保育園を整備してまいりました。
区は、今後もこうした施設の特徴を踏まえながら、それぞれの施設の保育の質の維持向上を図り、子育て家庭が安心して施設を選択できるよう、多様な保育施設を整備してまいります。
◆里吉 委員 さまざまな努力をされてきていると思うんですけれども、保育待機児の解消のためには、区の責任として、何よりも認可保育園をさらにふやしていただきたいと思います。それをまず最初に要望しておきます。
その上で、きょうは、今本当に困っている人たちに早急にこたえる対策として、保育ママのことについて伺っていきたいと思います。
保育ママは、区としても保育待機児の解消のために大変活躍していただいている方々だと思うんですね。この間、区が行ってきたアンケートでも、家庭的保育のよさや、少人数、細かな個別の保育など、多くの利用者が満足しているという結果が出ていると伺っております。
まず、区の保育にとって保育ママはどういう位置づけなのか伺います。
◎阿部 保育課長 保育ママ制度は、少人数の乳幼児を家庭的な環境の中で保育するところに特徴がございます。少人数であることから、保護者との連携や相談にも身近に応じることができるとも聞いてございます。また、保護者の満足度も高い制度であると認識してございます。
二十年四月の段階では、保育ママさんに百二十四名の乳幼児を預かっていただく予定でございますが、保育園の待機児対策としても重要な役割を果たしていただいていると認識してございます。
◆里吉 委員 今、数を答えていただきましたけれども、この保育ママの制度を見ますと、まず、なるのがすごく大変だなというふうに私は率直に思いました。保育士、教員、助産師、看護師または介護士のいずれかの資格を持っていて、なおかつ保育経験があるという方で、また、子どもは、就学前の児童はいてはいけないということや、保育施設もご自宅を活用していただいているんですけれども、保育専用室として九・九平米以上、家具などを置いている部分は除いてということで、さらに清潔な台所があることや付近に危険なものがないことなど、さまざまな安全性確保のために条件をつけて、これをクリアした方々が、保育ママとして今活躍していただいていると思うんですね。
ただ、この保育ママの制度も、もう一方で問題点もいろいろ指摘をされています。特に個人事業主ということで、一人で責任を負わなければいけない。また、基本的にお子さんを毎日預かっているということで、病院に行けないとか、風邪を引いても休めない、また密室での保育になってしまうということで、それが不安だというアンケートの回答もあったと伺っております。
区はこうした問題解決に取り組んできたと思うんですけれども、二〇〇五年の秋に大変痛ましい事故が起きました。あのような事故が二度と起きないためにも、安心して子どもを預けられる保育ママ制度でなければならないと思います。
安全性の確保、本当に安心して預けられる体制が欠かせないと思うんです。区がこれまで行ってきた対策はいろいろあると思うんですが、まずお伺いします。
◎阿部 保育課長 これまで区が行ってきた対策でございますが、まず保育士、看護師などによる巡回指導や相談、それから保育ママの認定更新制度の導入を初めといたしまして、補助金による補助者の確保や設備の改善など、円滑な事業運営が行えるよう支援を行ってまいりました。さらに、身近な事例を活用した研修、それから講習会などの実施などによりまして、保育の質や安全の確保がなされるよう努めております。
◆里吉 委員 密室での保育が怖いということや、一人しかいないことへの不安の声がたくさん寄せられているんですけれども、この間、保育補助者、保育ママを助けてくれる人をもう一人お願いするための補助金も、以前に比べてふえたと伺っているんですが、今は全部二人体制で、保育ママは活動していただいていると考えてよろしいんでしょうか。
◎阿部 保育課長 基本的にはそういう形をとろうとしております。
◆里吉 委員 あと、補助者の方をお願いしても、なおさらに、その方がフルに働けるわけではないと伺っているので、そのときの対策がすごく必要だと思うんですね。世田谷区では最近、一人の保育ママに一つの保育園が担当となってバックアップ体制、いろんな相談に乗ったりだとか、そういうことも始めたというふうに伺っているんですが、これはどのような制度で、どのように活用されているんでしょうか。
◎阿部 保育課長 保育ママの近隣にございます公立保育園をバックアップ園として定めまして、保育ママの密室性などの解消を目的として、保育園長による保育ママへの訪問や、保育園での地域交流事業への参加を促す仕組みでございます。
こうした交流によりまして、公立保育園と保育ママの信頼関係を構築いたしまして、保育ママが保育内容などについて気軽に園に相談ができるようにしており、これを通じまして、相互の保育の質の向上を目指してございます。
◆里吉 委員 この制度は、ぜひもっと発展させていただきたいと思うんです。といいますのは、私も新聞記事で読んだんですけれども、川崎市では、保育ママ一人一人に連携保育所というのを割り当てて、ここまでは一緒だと思うんですが、保育園の園長や保育士との情報交換や交流保育以外に、休暇や緊急時の代替保育も任せられると。そうなると、本当に保育ママがもし何か病気になったときとか、それから家族に不幸があって保育を断らなきゃいけないというときに、そこに預けているお母さんは急に預けられるところがなくなってしまって、本当に困るわけですね。そういうときに、バックに保育園があって、そこで一時保育で預かってもらえるという体制が世田谷区でもとれると、この連携もすごく大事ですけれども、さらに安心して預けられる制度になるんじゃないかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
◎阿部 保育課長 ご指摘のとおり、保育ママが安定して運用できるということは非常に重要な課題だと考えております。委員のご指摘も含めて、今後の検討の課題とさせていただきます。
◆里吉 委員 最近、厚生労働省も待機児解消に向けて新待機児ゼロ作戦というのを発表されております。保育ママを法制化するなどという動きもあると聞いております。ただ、これは保育ママ手当を拡充するという報道もある一方で、資格要件を緩和するという報道もありまして、こういうことになると、保育の質の低下が心配されるのではないかなというふうに私は思っているんですね。
区としては、資格要件などはこれまでの条件を守って、質の高い今の世田谷区の制度を、さらに安心できる制度に、安全に子どもを預けられる制度にしていっていただきたいというふうに思います。その上で、世田谷区として、今、待機児の問題もお話ししましたけれども、この保育の一翼を担ってきた保育ママ制度をもっと活用していただきたいと思うんですね。
現在は保育ママの募集を行っていないということですけれども、今いろいろお話を伺ってきましたが、さまざまな方策を講じて、安心して預けられる制度になっているという判断があれば、今すぐにでも募集を再開してほしいと思います。また、現在、五人子どもを預かれる体制が整っているけれども、三人しか預かっていない保育ママさんも何人かいるというふうに伺っています。
今、一人でも多くの待機児を解消しなければいけないときですので、安全性などが確保される条件が整備されれば、こういう方には五人預かっていただいてもいいのではないかと思うんですけれども、その点、募集開始と五人預かってもらうという二点について、区としてはどのように考えていらっしゃるんでしょうか、お伺いします。
◎阿部 保育課長 現在、保育ママには三人のお子さんをお預かりいただくことを基本としてございますが、お話しのとおり、一部のママには五名のお子さんをお預かりしていただいております。五人のお子さんをお預かりするためには、一人当たり三・三平米のスペースの確保や、補助者の確保が必要となってまいります。
今後、保育ママのあり方につきましては、国の動向や、それから裁判の行方、そういったものを踏まえて、しっかりとした議論を進めた上で、五人制も含めて対応を考えてまいりたいと考えております。
◆里吉 委員 今困っているお母さん、お父さんたちがいるということで、きょう認可保育園の二次募集の発表ですけれども、きょうの発表が終わると、またそこで、入った方、入れない方ということで、お母さん、お父さんたちがどこに預けようかということで、いろいろご相談したりすると思うんですが、こういう状況の中なので、ぜひできるところから拡充をしていっていただいて、一人でも多くのお子さんを預かれるような体制をとっていただきたいと思います。
最後に、認可保育園をふやすことは大前提で、最初に申し上げましたけれども、さらに保育室も、今ある保育室を残すというだけではなくて、新たに保育室をやりたいという方がいれば、保育室をふやしていくべきだと思います。保育ママについても、保育室についても、質の確保については、区が責任を持った上で拡充していただきたいと思います。そういうことで、保育待機児解消に、区としてあらゆる手だてを尽くしていただくよう要望して、次の質問に移ります。
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- 予算特別委員会会議録第二号 平成二十年三月十日(月曜日)[総括質疑]より
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◆中里 委員
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最後に、保育園の待機児の問題について伺います。
先ほど他会派からもお話がありました。ことしは特に大変だ、本当に皆さん苦労している、窓口で泣き出す人もたくさんいるというふうに伺っています。
私どものところにいろんな相談が来ていますけれども、夫婦で公務員、フルタイムで働いていると。今までだったら、そのぐらいの点数ならば入れるという人も入れない。職場に育児休暇を延長できないだろうかという相談をしたけれども、人員計画を今さら変えられるかということで断られて、必死の思いで何とかしたいということで泣き出してしまった、こういう人もいるわけです。
先ほどの質問にもありましたけれども、毎年毎年この申し込みの数がふえています。それは申込者数がことしは二百七十人ふえたということですが、一次申し込みで定員からあふれてしまった数が千百三十四人で、近年では最高人数になっています。保育園の定数をふやしてきましたが、間に合いません。あらゆる手だてを尽くしてこの待機児問題解決に向うべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎藤野 子ども部長 どちらにしましても、安心して子育てが続けられるように、全力を挙げて取り組んでまいりたいと思います。
◆中里 委員 先ほど保育室の話もありました。保育ママなどももっと活用できると思います。ぜひ全力で頑張っていただきたいと思います。
以上で終わります。
- 平成十九年第ニ回定例会 世田谷区議会会議録第八号 六月十二日(火曜日)より
- ◆十三番(村田義則 議員)
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最後に、認可保育園の今後の増設計画等について伺います。
平成十四年の地域保健福祉審議会が打ち出した保育サービスのあり方についての答申は、区は、サービスの提供者から利用者への情報提供、相談者としての役割に転換すべきとの方向を打ち出しました。我が党は、この答申に反対するとともに、一貫して認可保育園の増設を求めてきましたが、この十年近く、区は認可保育園の増設は行ってきませんでした。その結果、認可保育園の一次選考で入園できない、いわば待機児は毎年千名前後にも達する状況でした。
子育て支援が政治の大きな課題となる中で、区はことし、ようやく認可保育園の増設に踏み出しました。認証保育への一定のニーズが存在することは否定しませんが、認可保育園への入園希望に見合う保育園の増設こそ区民の願いです。区として今後の認可保育園増設の目標と計画、その根拠について明らかにしていただきたい。
世田谷区の保育政策のもう一つの特徴は、保育室・保育ママ制度への実態に合った適切な支援策です。全国から注目されている区の保育室制度、保育ママへの支援制度は今後も維持すべきと思いますが、区の見解を伺います。
以上で壇上からの質問を終わります。(拍手)
- ◎藤野 子ども部長
- 認可保育園増設についてご答弁申し上げます。
近年の保育需要の伸びに対応し、区は子ども計画に掲げる施設整備計画を二年前倒しし、平成二十年四月までに保育サービス施設の受け入れ枠を千名拡充することにいたしました。この計画を達成するため、認可保育園、認定こども園、認証保育所の整備及び定員の弾力化など効率的で効果的な手法により、受け入れ枠の拡充に取り組んでおります。私立認可保育園の増設につきましては、十九年度中に二園、二十年四月に一園の開設を予定しております。
今後は、育児休業の普及に伴う一・二歳児の待機児増加の傾向を踏まえまして、認証保育所など民間活力も有効に活用しながら、保育サービス待機児の解消に努めてまいります。
次に、保育室、保育ママへの支援についてご答弁申し上げます。
現在、区内には二十一の保育室と四十名の保育ママがおり、二つの制度で五百六十名以上のお子さんをお預かりしております。保育室と保育ママは、家庭的な保育を希望する保護者の方から高い評価を受けております。平成十九年四月の保育サービス待機児数を見ますと、一・二歳児の待機児数が多く、ゼロ歳から三歳未満のお子さんをお預かりしている保育室と保育ママの役割は大きいと考えております。
保育室、保育ママへの支援につきましては、円滑な事業運営ができるよう、補助金を支給することとあわせまして、看護師、保育士による年三回以上の巡回指導や相談などにより、保育の質の向上にも努めております。
今後とも多様な保育ニーズに対応するため、民間活力を導入しながら基盤整備を進め、区民の方が安心して保育サービスを選択し利用できるよう努めてまいります。
以上でございます。
- 平成十九年第一回定例会 世田谷区議会会議録第二号 三月二日(金曜日)より
- ◆二十六番(中里光夫 議員)
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次に、福祉の充実を求め質問します。
安心して子育てできる環境を整備することは区の責任です。日本共産党が三十年来主張してきた子どもの医療費の無料化が中学三年生まで拡充され、区民から大変喜ばれています。しかし、世田谷区の保育園不足は深刻です。四月の認可保育園募集では、ここ数年一千人規模の定員オーバーが続いています。全国の比較でも、世田谷区の待機児童はワースト十六位と最悪の状態です。世田谷区は、保育サービスのあり方の転換、行政の役割の転換で多様なニーズにこたえるのが行政の役割だと、肝心の保育に欠ける子どもたちの保育の責任を果たしてこなかったんです。区立保育園の民営化を進め、保育園の直接の責任を後退させています。六年間も認可保育園をつくらずにきた結果が、全国でも最悪の待機児数としてあらわれているのです。
議会では、日本共産党だけが認可保育園の増設を求めてきましたが、区は昨年ようやく認可保育園増設を発表し、現在四つの認可保育園が準備されています。認可保育園は、子ども計画で決めた七十六園を超え、七十七園になりますが、それでもまだ待機児は解消されません。この計画自体の不十分さが既に明らかになっています。子ども計画を見直し、今後もっと認可保育園をつくるべきです。区長の見解を伺います。
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- ◎田中 子ども部長
- 保育園問題についてご質問いただきました。
子育て世代における女性の就職率の高まりや就学前人口の増加などによりまして、近年、保育需要が伸びており、今後も保育ニーズはますます多様化し、高まっていくことが予想されています。このため区では、子ども計画に掲げる保育施設の整備計画を二年前倒しし、平成二十年四月までに保育サービス施設の受け入れ枠を千名拡充することといたしました。この計画を達成するため、現在、認可保育園、認可保育園の分園、認定こども園、認証保育所の整備及び定員の弾力化など、効率的で効果的な手法により、保育サービス施設の拡充に取り組んでございます。今後とも、きめ細かな保育需要の把握に努めながら、あらゆる手法により保育サービス待機児の解消及び多様化する保育ニーズに対応するよう努めてまいります。
以上です。
- 平成十八年第四回定例会 世田谷区議会会議録第十七号 十一月二十八日(火曜日)より
- ◆二十五番(里吉ゆみ 議員)
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暮らし、福祉を守る区政への転換の第二は、認可保育園や特養ホームの増設です。
女性が安心して子どもを産むことができるために欠かせないのが子育てと仕事の両立支援です。そのために保育園などの整備が欠かせません。世田谷区でも保育園などの整備計画を前倒しして、二〇〇八年四月までに約千名の受け入れ枠を拡充するとしています。特に我が党は繰り返し認可保育園の増設を求めてきており、やっと二園の計画が具体化してきたことは評価します。しかし、ことし、千六十七人が認可保育園の募集から外れました。昨年は九百五十四人でしたから、百人以上の増加です。まだまだ認可保育園が足りません。
子育て支援に力を入れるというのであれば、保育士や施設についてもきちんと基準のある認可保育園を積極的に整備すべきです。千六十七人が認可保育園を希望して入れなかったのですから、それに対応するだけの認可保育園を増設すべきです。区の見解を伺います。
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- ◎田中 子ども部長
- 認可保育園の整備についてご答弁申し上げます。
就学前人口の増加や子育て世代における女性の就職率の高まりなどによりまして、近年、保育需要が伸びておりまして、これに対応するため、区長の指示のもと、子ども計画に掲げる施設整備計画を二年前倒しし、平成二十年四月までに保育サービス施設の受け入れ枠を千名拡充することといたしました。この計画を達成するため、現在、認可保育園、認定こども園、認証保育所の整備及び定員の弾力化などに取り組んでございます。
今後ともきめ細かな保育需要の把握に努めながら、あらゆる手法を活用し、保育サービス待機児の解消及び多様化する保育ニーズに対応するように努めてまいります。
以上です。
- 平成十八年第一回定例会 世田谷区議会会議録第一号 三月一日(水曜日)より
- ◆二十四番(中里光夫 議員)
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次に、区民の切実な願いにこたえる区政を求め質問します。
まず子育て環境の改善について伺います。
安心して子どもを産み、育てることのできる社会をつくることは、日本国民の未来にかかわる大問題です。長時間労働をなくし、家庭生活との両立ができる人間らしい労働を取り戻すこと、男女差別、格差をなくし、女性が働き続けられる社会を築くこと、保育所や学童保育など、子育ての条件改善に取り組むこと、子どもの医療費無料化を拡充すること、若者に安定した仕事を確保することなど、子育て環境の抜本的改善が必要です。
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区立保育園の申し込みは、昨年四月の実績で九百五十四人が選考からあぶれました。認証保育所では保育料が高く、あきらめざるを得ない人も出ています。所得に応じた保育料で安心して預けられる認可保育園や保育室が圧倒的に足りないのに、認可保育園は六年間、保育室は五年間、ただの一つも増設していません。
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世田谷の子育て環境について、次の六点伺います。
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二、子ども計画に認可保育園の増設が示されていますが、計画を前倒しして、一刻も早く行うよう求めます。
三、病後児保育も予算が執行されず、新たな施設が実現していません。来年度こそ必ず実現するよう求めす。
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以上お答えください。
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- ◎田中 子ども部長
- 待機児解消は保育園の増設で進めるべきというご質問をいただきました。
今後も保育ニーズが多様化し高まっていくことから、区では平成二十一年度までに保育サービス施設の受け入れ枠を約千名拡大する計画を掲げております。この計画を達成するため、今後、認可保育園の新設、分園設置、改築による定員増、また認証保育所の増設など、地域ごとの保育需要を見定め、民間活力も最大限活用するなど、あらゆる手法により、保育サービス待機児の解消を図ることといたします。
次に、病後児保育施設についてお話をいただきました。
病後児保育施設は、子育てと就労の両立支援策として、極めて重要な施策であると認識しております。区が目指しますものは、病気の急性期にも安心して預けられる診療所併設型の機能を想定しておりますが、施設や経営面などの問題から、設置までに至っていないのが現状でございます。病後児保育は容体の急変しやすい病後児をお預かりするという事情がありますもので、診療所併設型施設の設置に向けて、引き続き十八年度中の開設を目指して努力していきたいと考えてございます。
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